フケのトラブル さくっと解決!

頭皮のフケがでる理由は様々

頭皮のフケがでる理由はいろいろあります。毎日清潔にしているにもかかわらず、肩や背中にたくさんのフケが落ちている人もいます。
髪を洗ったあとは、古くなった角質がきれいに流れていて、フケが出ない状態にあるはずです。それなのに、フケが落ちるという場合には、頭皮が何らかの炎症を起こしている可能性があります。

 

フケが出る理由は色々ですが、フケの量が異常に多かったり、頭皮がひどくかゆかったりしている時には、湿疹や皮膚炎を起こしている可能性があります。
それ以外にも、男性の場合、若はげの前兆としてフケが出てきたり、強いかゆみが起こったりします。

 

脂漏性皮膚炎や乾癬などの炎症がある人は、髪の生えぎわに発赤が起こり、大きくて頭に残るようなフケが出ることもあります。アトピー性皮膚炎を患う人にもフケが多くでるようです。
頭皮のトラブルで、一番多いのがフケやかゆみです。少量程度の頭皮のフケは、空気の乾燥などが原因の場合もあります。

 

しかし、上記のような皮膚の炎症を起こしていることもありますので、いつもと違うと思ったら、早めに受診することをおすすめします。異常なほどのフケの量や、強いかゆみを感じたら、そのままにしておかないようにしましょう。

頭皮のフケの原因

頭皮のフケは様々な原因で起こります。頭皮は4週間くらいで入れ替わるので、毎日清潔にしていても、目に見えないくらいの小さいフケは誰でもあるものです。
しかし、フケだけではなく、頭皮に強いかゆみがある場合は、皮膚の病気が考えられます。フケの量が異常に多くなり、かゆみがある場合には「フケ症」と言われ、このトラブルは脂漏性皮膚炎が原因とされています。

脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎は、頭皮のカビが原因で、このカビ菌の栄養素となる皮脂を減らし、繁殖を抑えることで症状を緩和できます。皮脂を減らすためには、毎日の食生活を見直し、脂っこい物を減らすことが大切です。ビタミンBを多く含んだ食べ物を摂るようにし、フケ専用のシャンプーを使ってマッサージするなど、頭皮のストレスを和らげることも大切です。

尋常性乾癬

他にも、皮膚病が原因で頭皮のフケが起こることがあります。尋常性乾癬は、赤い発疹がでるのが特徴的で、かさぶたの色が銀白色になります。この発疹は頭皮以外に、腕や足にも発生します。

接触性皮膚炎

整髪料やヘアマニキュアなどのかぶれで起こる接触性皮膚炎でも、頭皮のフケの量は多くなります。
整髪料やシャンプーはしっかりと洗い流し、頭皮に残らないよう気をつけましょう。